うんこというコトバには,一種の魔力があるようだ。
新企画「今月のベストポエマー」で1等に選ばれたのは, R・赤塚の,犬のうんこの話であったし,
数ある作品の中で いちばん聴衆の覚醒水準を高くしたのは,角田氏の,
「黄色いウンコで風水」の詩であった。賞賛とブーイングは紙一重なのか。

とはいえ,びろうなコトバに占領され終始したわけではない。
会の始まりには,ゆず組とオペラシアターこんにゃく座からやってきた人々4名プラス,1名が, 唄でもって,
3月最後の日にふさわしく,華を添えてくれた。

また,小泉周二さんが初参加。NHK合唱コンクール課題曲の作詞者にもなったことのある彼は,
貫禄十分,率直で明快なコトバの使い手であった。

内輪のことになるが,今月は実行委員メンバー二人が,それぞれの事情で出場できなかった。
仕事の分担もさることながら,彼らの詩が無いことが,場のバランスを微妙に変化させる。

ここで一度でも詩を読んだことのある者には,期待という指定席が,用意されるのだ。
空席は空席のままに待たれている。新しい席は新しく祝福される。

<はま さと子>

マークがあるものは朗読を聴くことができます。MP3プレイヤーが必要です。

約700KBありますのでダウンロードには時間がかかります。

  ゆず組 と オペラシアターこんにゃく座から素敵なゲスト。

  歌と太鼓で楽しませてくれました。

  とても言葉を大切に歌う、ゆず組とこんにゃく座の舞台はすばらしいの一言。

  一見の価値ありです。

  ポエマホリック実行委員のとおるさんのHPには、

  こんにゃく座の詳しい情報があります。

  http://www.sam.hi-ho.ne.jp/colles/

はま さと子

 

 

リチャード赤塚

 

鵜飼 トシロウ

コットン

ミスターメビウス

堀口 道子

角田 康弘

今月のベストポエマー

今月、いちばん「ポエマー」だと感じた人・出来事を勝手に決めるアトラクション。

森田童子からコンビニのおばあちゃんまでがポエマーになりうる。

ちなみに「ポエマー」とは造語です(念のため)。

中島 万穂

小泉 周二

とおる

成瀬 信彦

海東 美紀子
かゆら

野口 修

司会の二人で朗読